リーガ2位となった2002-03シーズンがまるで幻だったかのように翌季から低迷し、2007年には2部へ降格したレアル・ソシエダ。
ただ、2010年に1部復帰を果たすと、3年目の2012-13シーズンは4位という好成績。コーチから昇格のハゴバ・アラサーテ監督が率いた昨季もCLに出場しながら7位に入り、アラサーテ監督は2016年まで契約を延長。チーム最多の16ゴールを記録したフランス代表のアントワーヌ・グリーズマンはブラジルW杯でも活躍を見せた。
レアル・ソシエダは2011年から3年間、Nikeのサポートを受けてきたが、今年5月にadidasとの契約を発表。
1980-81、続く1981-82シーズンと、過去に2度のリーグ優勝を達成しているソシエダ。実は当時着用していたのがadidasのユニフォームであり、「黄金期再び」ということで、おそらく26年ぶりの“復縁”となった。
先日お披露目された2014-15ユニフォーム、ホームは伝統的な青と白のストライプ柄。チームの愛称の一つ “Txuri-urdin”も、バスク語で「白と青」という意味である。
中央は昨季グリーズマンと並ぶ16ゴールをあげた25歳のアタッカー、カルロス・ベラ。今夏、ソシエダがアーセナルから保有権を完全に買い取り、2018年までの契約を結んだ。
アウェイはオレンジをベースに、adidasの今季モデルに多いバイアスのシャドーストライプが施されたデザイン。袖やパンツなどに使われているのはチャコールグレーのようだ。
悪くない仕上がりと言えるソシエダの新ユニフォームだが、数少ない“弱点”がホームの背番号。
Nikeの前、Astore時代を彷彿とさせる視認性の悪さ・・・。試合を見る際は苦労させられそうだ。
◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ