7月9日、『Corriere dello Sport』は「ローマの監督を務めているルディ・ガルシア氏は、マンチェスター・シティへの移籍が噂されるモロッコ代表DFメフディ・ベナティアを説得している」と報じた。
今夏の去就が注目される選手の一人となっているメフディ・ベナティア。彼自身はマンチェスター・シティとの交渉に合意しており、残っているのはクラブ間のハードルだけといわれている。
ローマのワルテル・サバティーニGMは6300万ユーロ(およそ88億円)という巨額の移籍金を求めていると記者会見で話したものの、今夏FFP違反で移籍金総額制限を科せられているシティにとってはかなり支払いが難しい額である。
移籍を希望しているベナティア自身はクラブの対応に不満を持っており、既に始まったプレシーズンのトレーニングにも参加していない状態にある。
そこで、なんとしても彼の残留を求めたいルディ・ガルシア監督は、7月8日の夜にベナティアとの会談をセッティングし長時間の説得を行ったという。
クラブ間の交渉が進まない中、ベナティアがどこで妥協点を見出すのかが注目される。