チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督がアトレティコ・マドリーの左SB、フィリペ・ルイスの獲得に関する交渉を再開したと報じられている。

『Mail Online』によれば、ジョゼ・モウリーニョに取ってブラジル代表経験のあるルイスの獲得は最も優先すべき課題となっているという。しかし、移籍がなかなか実現せず、フラストレーションが溜まっているようだ。

フィリペ・ルイスは2013-14シーズンのアトレティコ・マドリーの躍進に欠かせない選手であったことは言うまでもない。ディエゴ・シメオネ監督の信頼も厚く、リーガ・エスパニョーラ制覇とチャンピオンズリーグ決勝進出に大きく貢献した。チェルシーは左サイドバックのアシュリー・コールが退団し、ローマに入団。左サイドバックを本職とする選手の獲得が必要となっている。

28歳のフィリペ・ルイスにはアトレティコ・マドリーとの契約にバイアウト条項が存在し、2000万ポンド(およそ34億円)で獲得が可能になる。しかし、チェルシーはこの条項を行使する事に気乗りしていないという。しかし、長期化を懸念するモウリーニョは再び交渉を再開。早めの決着を目指しているようだ。

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