アントニオ・コンテの電撃辞任に伴い即座にマッシミリアーノ・アッレグリを監督に招聘したユヴェントスがチェルシーのストライカー、ロメル・ルカクの獲得を目指していると『Tuttosport』が報じている。

監督交代劇に伴い移籍交渉に支障が出たと噂されているユヴェントス。レアル・マドリーのアルバロ・モラタの獲得は実現に漕ぎ付きそうだが、パトリス・エヴラの獲得については見送られる可能性があるという。そして、今回急遽浮上したのがルカクの移籍話だ。

ベルギー代表のルカクは過去2シーズンにわたってローン移籍先でプレー。WBAとエヴァートンで過ごした2シーズンは共に大成功となり、スタンフォード・ブリッジへの帰還が期待されていた。しかしチェルシーはアトレティコ・マドリーからジエゴ・コスタを獲得。サミュエル・エトーは契約切れで退団し、デンバ・バはベシクタシュ行きが近づいているが、フェルナンド・トーレスが残っている事を考えると、残留しても3番手という扱いになることは否めない。

ルカク本人も出場機会を欲して移籍を望んでいるが、現時点でユヴェントスはローン移籍を希望しているとの事。チェルシーは3000万ユーロ(およそ41億円)での売却を目指しているだけに、移籍が決まるとしてもしばらく時間がかかるだろう。

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