8月26日、『Guardian』は「マンチェスター・シティに所属しているMFフランク・ランパードは、イングランド代表からの引退を表明した」と報じた。
ウェストハム・ユナイテッドに所属していた1999年にイングランド代表に初招集されて以来、これまで106試合に出場し、29ゴールを記録してきたフランク・ランパード。EURO2004や3度のワールドカップを経験してきた。
今夏は長らく所属したチェルシーとの契約が満了となり、ニューヨーク・シティFCへの加入を決断。キャリアにおいて大きな転換期となった。
EURO2016までは代表に残る可能性もあると言われていたものの、先日引退を表明したスティーヴン・ジェラードと同じく今後は招集を受けない意向であることを発表した。
フランク・ランパード
「私は、国際試合から引退するという決定を下した。これはとても難しい決断だった。その為、ワールドカップ以来長い時間考え抜いてきた。
違う方向に向かい始めた自分のキャリアを思えば、私は最初に家族のことを考えなければならない。次の数年に渡って最高の力を発揮するために何が出来るか、それに専念したい。
今、前進する時間が来たんだ。ロイ・ホジソン監督や若手選手、およびこの国での育成システムの改革などを見れば、将来我々が成功を収められるという確信を持つことが出来る。
これまでともに働いてきた全てのマネージャー、チームメイトに感謝したい。彼らのそばにいられたのは幸運だった。そして、全てのイングランドのファンのサポートにも。ホームだけではなく、時に世界中のあらゆる場所まで追いかけてきてくれた。
私は今ファンとしてチームを支援することを楽しみにしている。彼らが来るEURO2016で全ての成功を収められるように祈りたい」