ドルトムントから東へ100kmほどの街、ノルトライン=ヴェストファーレン州パーダーボルンをホームとするパーダーボルン07。「07」とあるように前身のクラブが1907年創設という長い歴史を持ちながら、これまでは1部リーグ昇格経験のない一地方クラブに過ぎなかった。
ところが2013-14シーズン、クラブは9位で2部リーグの折り返し地点を迎えると、40歳のアンドレ・ブライテンライター監督のもと後半戦に大躍進。最終的にはケルンに次ぐ2位に入り、クラブ史上初のブンデスリーガ1部昇格を達成。地元の大司教までもが「聖職者として『奇跡』という言葉を安易に使いたくはないが、パーダーボルンの1部昇格は、少なくともサッカー界の奇跡と呼べるものだ」と語る、ミラクルな昇格劇であった。
記念すべき1部でのファーストシーズンを戦う、パーダーボルンの2014-15新ユニフォーム。ホームはクラブを象徴する青と黒の変則的なボーダー柄を採用。胸スポンサーは昨年2年契約を結んだカー用品チェーン、kfzteile24が引き続き務める。
なお、サプライヤーは2012年から契約しているドイツのSaller(ザラー)。創業者のファミリーネームが由来のメーカーは他にFSVフランクフルト(2部)やアルミニア・ビーレフェルト(3部)などをサポートしている。
Unser
#SCP07 spielte beim VFL Osnabrück 1:1-Unentschieden. #Hünemeier köpft das 1:0. pic.twitter.com/WydoPQGoHh
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2014, 7月 12
ホームは全身黒のコーディネートを継続。
アウェイは2013-14モデルの白から一転、赤と黄色を組み合わせた明るいデザインに。その白のアウェイは今季サードとして使用する。
2:0-Niederlage in Bielefeld. Unser
#SCP07 präsentiert die neuen Auswärtstrikots. http://t.co/irCGaLhidd pic.twitter.com/5fMMvyzwB2
— SC Paderborn 07 (@SCPaderborn07)
2014, 7月 10
新アウェイを使用したプレシーズンマッチの様子。対戦相手のビーレフェルトは残念ながら今年3部へ降格してしまった。
SC Paderborn vs FSV Mainz 05 24/08
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2014, 8月 24
パーダーボルンは24日に行われた開幕戦で、岡崎慎司のいるマインツと対戦。15,000人収容のベンテラー・アレーナにはほぼ満員の14,824人が詰めかけ、後半アディショナルタイムにPKで追いつかれたものの2-2で引き分け、まずは勝ち点1を獲得している。
◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ