ユーゴスラビアからの独立に伴い、1991年からスタートしたスロベニア1部リーグにおいて、最多12回の優勝を誇るマリボル。

現在はリーグ4連覇を達成しており、昨季のヨーロッパリーグではベスト32へ進出。そして今季、ズリニスキ・モスタル、マッカビ・テル・アヴィヴ、そしてセルティックという各国王者を破り、1999-00シーズン以来2度目のCL本選出場を果たした。監督は1997年にベガルタ仙台の前身、ブランメル仙台でのプレー経験がある42歳のアンテ・シムンジャ(JFL時代の登録名は「シムンザ」)。

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“Vijoličasti”(紫)の愛称を持つように、紫、そして黄色がクラブカラーのマリボル。

2014-15ユニフォームもホーム、アウェイがそれぞれこの2色で配色されており、テンプレートながら独特のカラーリングということもあり両肩のパネルが目を引く印象的なデザインに仕上がっている。

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なお、クラブのスポーツディレクターを務めているのはマリボル出身のこの人。

そう、現役時代にスロベニア代表の10番を背負いEURO2000、日韓W杯に出場した、“英雄”ズラトコ・ザホヴィッチ。

実はチームには彼の息子、ルカ・ザホヴィッチも在籍しており、18歳ながら11番を与えられ、セルティックとの2試合でいずれもベンチ入り。リーグ戦では今季既に3試合で3ゴールを記録している若きストライカーに、チェルシー、シャルケ、スポルティング・リスボンと同居したCL本選でも注目が集まりそうだ。

途中出場から2ゴールを記録し、チームを3-2の逆転勝利へ導いた7月26日のラドムリエ戦(ザホヴィッチの出場は動画 3:31から)。ちなみに、父親とは違い右利きである。

◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ

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