11年ぶりにセリエAへ復帰した2013-14シーズン、前半戦でいきなり上位争いを繰り広げて話題となったエラス・ヴェローナ。年明け以降徐々に順位を下げ、最終的には10位に終わったものの、目標であった残留に成功。久々となったキエーヴォとのヴェローナ・ダービーは1勝1敗という結果に終わった。

シーズン終了後、昨季チーム2位の8ゴールを記録したFWフアン・イトゥルベをポルトから買い取ったヴェローナだが、イトゥルベは7月にローマへ移籍。その穴を埋める意味もあり、移籍市場最終日となった今月1日、ハビエル・サビオラをオリンピアコスから獲得している。

リーベル・プレートやバルセロナ、ベンフィカなどで活躍した元アルゼンチン代表のサビオラ。こう見えて、32歳のベテランストライカーである。

Hellas Verona 2014-15 Nike Home

ヴェローナはセリエAへ昇格した昨年、Nikeと契約。2代目となる2014-15ユニフォーム、ホームはいわゆるアヤックス型のテンプレートで、黄色に紺の極太ストライプを採用した。

後身頃の上部には、 “Millenovecentotre”の文字。1984-85シーズンにクラブ史上初、そして現在に至るまで唯一のセリエA優勝を達成した当時チームを率いていたオズヴァルド・バニョーリ監督の名言に由来するようだ。

Hellas Verona 2014-15 Nike Away

アウェイは黒、サードは白のシンプルなデザインとなっており、前身頃の下部にはヴェローナ県の紋章にもあるスカラ家の「階段の紋章」が透かしで入れられている。

Hellas Verona 2014-15 Nike Third

ホームを着ているのは元イタリア代表のルーカ・トーニ。昨季は得点ランキング2位の20ゴールを決め、昇格1年目のチームを牽引した。

なお、胸スポンサーはAgsm(ホーム)とLeaderform(アウェイ)に加え、昨年12月から契約しているイタリアのファッションブランド「Franklin & Marshall」が引き続き入る。

◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい