9月4日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは「アルゼンチン代表DFマルコス・ロホに労働許可証が発行されたため、14日のQPR戦で起用することが可能になった」と発表した。

イングランドにやってくる外国人選手にとって大きなハードルになっているのが労働許可証の問題。外国人の若手が海外にレンタルされるのもこれらに関連した事項で、自動的に発行される基準としては過去2年間に75%以上の国際Aマッチに出場したという記録があることと言われている。もちろんそのほかにも様々な要件があり、一概にそうであらなければならないわけではないが、決して容易なものとは言えない。

もちろんマルコス・ロホは先日行われたワールドカップでも活躍した選手であり、労働許可証の発行が拒否されることは考えにくい。とはいえ、それが発行されるまでには手続きに時間がかかるため、その間チームでプレーすることはできない状況となっていた。

今夏常にルイス・ファン・ハール監督が「守備陣が足りない」と訴えていたマンチェスター・ユナイテッド。マルコス・ロホが14日のQPR戦から出場することが可能になれば、非常に大きな出来事になるだろう。


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