現地時間17日、UEFAチャンピオンズリーグ第1節の2日目が行われ、スロベニア王者のマリボルが久しぶりの舞台に登場した。
@nkmaribor - @Sporting_CP 0:0 at half time #UCL pic.twitter.com/ycFyaHaHQ0
— NK Maribor (@nkmaribor) 2014, 9月 17
予備予選2回戦から勝ち上がってきたマリボル。プレーオフではセルティックを撃破し15シーズンぶりの本戦出場を決めたが、チェルシーやシャルケなど強敵がひしめく難しいグループに入っていた。
マリボルがこの日ホームに迎えたのは、スポルティング・リスボンだ。試合は後半ロスタイムにあの“スロベニアの英雄”ズラトコ・ザホヴィッチの息子であるルカ・ザホヴィッチが劇的な同点ゴールを決め1-1で終えている(ちなみにズラトコ・ザホヴィッチはチームの現スポーツディレクター)。これはマリボルにとってUCL本戦での初の勝ち点であり、クラブ史に残る1日となった。
マリボルというクラブは決して日本で広く知られた存在ではない。そのため、この試合が多くの日本人にとってはマリボルとの初の接触であったと思われるが、そのクラブアンセムがとってもポップだったと(編集部内で)密かな話題となっている。
こちらがマリボルの公式アンセム。お聞きの通り、かなり変わった感じになっている。
マリボル公式HPによれば、「若いファン、若くはないファンにとってとてもキャッチーな歌詞だ」とのこと。「若くはない」という表現がちょっとおもしろいが、要は普遍的ということを言いたいのだろう。演奏はチュデジナ・ポリアというバンドで、作詞作曲はゴラツド・エルビチ氏、編曲をアリャジ・シメク氏が担当している。
このアンセムが初めて使用されたのは1992年9月16日に行われたカップ・ウィナーズ・カップ1回戦のアトレティコ・マドリー戦の試合前だったという。
昨日の選手入場のシーン。手拍子からの「マリボル!」コールが鳴り響いているのが分かる。
なお、クラブ公式HPからこのアンセムの音源ファイル(MP3形式)を無料でダウンロードできる。これはダウンロードをするっきゃない!
ちなみに、日本代表にも選出された田中順也の出場はなかった。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」