先日、 ブラジル・コリチーバのカメルーン人FWジョエルがゴール後に通路へ落下した記事ご紹介したが、南米の人気サイト『pasionlibertadores』に「残酷な負傷で終わったゴールパフォーマンス・トップ5」が掲載されたので紹介していこう。

第5位 ラウール・ルイディアス(ウニベルシダ・デ・チレ/CHI、現ウニベルシタリオ/PER) 

第5位はペルー代表として2011年のキリンカップに来日し、日本戦で代表デビューを飾ったラウール・ルイ・ディアスだ。隣国チリのウニベルシダ・デ・チレでプレーしていた2012年3月のウニオン・エスパニョーラ戦。2-2で迎えた84分、左サイドからのクロスを巧く合わせ勝ち越しゴールを決めた彼は、その勢いのままサポーターの下へ向かおうとするが足を滑らせ広告と激突。幸い重傷には至らず翌週も試合に出場しているが、ちょっと“恥ずかしい”ゴールセレブレーションとなった。

第4位 マルティン・パレルモ(ビジャレアル/ESP、現アルセナル監督/ARG) 

元アルゼンチン代表FWにして名門ボカ・ジュニオルスにおけるレジェンド的存在のパレルモ。1試合にPKを3度外したり女装してみたりと、現役時代は何かとお騒がせな人物としても知られるが、スペイン・ビジャレアルでプレーしていた2001年、アウェイ・レバンテ戦ではこんなこともあった。ゴール後にアウェイまで駆け付けていた約20人ほどのサポーターと喜びを分かち合うが、突如スタンド最前列の壁が崩壊。不運にも下敷きとなったパレルモは残りのシーズンを棒に振る大怪我を負った。

第3位 アンドレス・ダレッサンドロ(リーベル・プレート/ARG、現インテルナシオナウ/BRA) 

第3位も元アルゼンチン代表で、2010年には南米最優秀選手に輝いている左利きの“天才”MFアンドレス·ダレッサンドロ。リーベル・プレートに所属していた2003年のコパ·リベルタドーレス、グループリーグのリベルター戦でフリーキックからゴールを決めると、シャツを脱いだダレッサンドロはそのまま広告を飛び越えようとするが失敗。膝を強打し交代を余儀なくされてしまった。

第2位 サウロ(スポルチ/BRA) 

2009年U-20W杯のブラジル代表GKサウロ。2011年の州選手権、アカデミカ・ヴィトーリア戦の1-1で迎えた後半アディショナルタイム、195cmと長身のサウロはゴール前に上がり、味方からのFKを見事にヘディングゴール。両手を上げて走り出し喜びを表現するが、すぐにその場に倒れ込んでしまう。結局、靱帯断裂により半年近く戦線を離脱することとなった。

第1位 マウリジス(インテルナシオナウ/BRA)

190cm近い恵まれた体躯に左利きと、怪物アドリアーノを彷彿とさせるFWとして期待されたマウリジス。昨年7月に行われたコパ・ド・ブラジル、アメリカ・ミネイロ戦でダレッサンドロからの折り返しを豪快にヘディングで突き刺しプロ初ゴールを決めるが悲劇はその直後に起こった。これほどの巨体にして悠々と宙返りパフォーマンスを披露するが、着地の瞬間に右膝の靭帯を損傷。全治10ヶ月の重傷で彼はこの事故以来、公式戦での出場から遠ざかっている。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい