チェルシーに加入して以降、抜群の輝きを見せるMFセスク・ファブレガス。チームの新エースであるジエゴ・コスタに数多くのアシストを供給しており、現在暫定ながら首位をいくチェルシーの大きな原動力となっている。

先週末に行われたマンチェスター・シティとの大一番をドローで終え、セスクはこの土曜日にアストン・ヴィラとの一戦を控えている。そんなセスクがこのほど、とある映画を鑑賞していて思わず一時停止ボタンを押してしまった瞬間があったそうだ。

セスクが見ていた映画のタイトルは「The lunchbox」。2013年に公開されたインドの映画で、お弁当をキーワードに繰り広げられる恋愛ものなのだが、映画の中にはこんなカットが含まれているようだ。

そう、インドの路上で遊ぶ男の子がセスクのバルセロナ時代のユニフォームを着ていたのだ。

セスクはこのシーンを一旦ストップさせ、その感情をInstagramに投稿。その文末には、驚く絵文字、涙する顔文字、ウインクする顔文字をつけている。

映像を見る限り、この少年が着ているものはサプライヤーのマークがない。いわゆる偽装品の一種であろう。しかし、サッカーがそう盛んではないインドの街なかにも自分の名前がマーキングされたユニフォームを着用して遊んでいる少年がいたことに、セスクの心は動いたに違いない。

サッカーというスポーツがどれほどワールドワイドなのかが知れるシーンであった。

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