ブラジル代表のドゥンガ監督は3日、今月行われるアジアツアーの遠征メンバーに前ACミランで現在はサンパウロでプレーするカカ(32)を追加招集した。現地の『jovempan.uol.com』などが伝えている。(追記:その後CBFから公式発表されました)

発表によれば、ヒカルド・グラール(クルゼイロ)が怪我をしたために代表チームから離脱し、その代替としてカカを招集したとのことである。

2007年にバロンドールを受賞するなど欧州で数々のタイトルを獲得してきたカカは、ブラジル代表としてこれまで87試合29得点を記録。W杯には2002,2006,2010年と3大会連続で出場し、2010年大会ではドゥンガ体制のセレソンで10番を背負いプレーした。自国開催となった今年のW杯にも4大会連続での招集が期待されたが叶わず、同シーズンをもってミランを退団。古巣サンパウロに11年ぶりに復帰し、来年からはアメリカMLSのオーランド・シティでプレーする予定となっている。なお、代表には昨年3月以来の復帰となる。

なお、ブラジルサッカー連盟は3日にGKマルセロ・グロイ(グレミオ)を追加招集することを発表している。

当初の招集メンバーではGKは2名で、それらの中に何らかの問題があったわけではないようだが、移動が長距離に及ぶため、緊急時の予防措置として招集したとのことだ。

ブラジルは11日に北京でアルゼンチンと14日にシンガポールで日本と対戦する。

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