10月17日、アゼルバイジャンサッカー連盟は公式サイトで「ベルティ・フォクツ代表監督を更迭した」と発表した。

ベルティ・フォクツ氏は1946年生まれの67歳。かつてボルシアMG、西ドイツ代表で長く活躍した名選手として知られ、引退後すぐに指導者に転身。ドイツ代表やレヴァークーゼンを率いた後は国外に進出し、クウェート代表、スコットランド代表、ナイジェリア代表などを率いた。

アゼルバイジャンには2008年に就任し、その後6年間に渡って指揮を執ってきた。弱小国であるため常に黒星は先行しながらも、2010年のEURO予選ではトルコに勝利したり、昨年も北アイルランをを破るなど、時に目覚ましい結果を出してきた。

しかし、今予選ではブルガリア、イタリア、クロアチアと相手に恵まれなかったところはあるものの、開幕から3連敗。特にクロアチア戦では6点を奪われて大敗しており、数年前から課題として挙げられているフィジカル面に向上が見られず、チームに将来性が感じられないとして更迭が決断された。

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