現地時間23日、FIFAは最新のFIFAランキングを発表した。

上位陣に目立った変動はなかった今回のランキング。10月に行われた欧州選手権予選では波乱に近い結果が続出したが、現世界王者のドイツが首位をキープし、アルゼンチンがその後をつけている。一方、日本は前回の発表から順位を4つ下げ52位に後退。これはアジア圏内ではイラン(51位)に次ぐ順位である。

さて、そんな今回の発表でまたもやめざましいジャンプアップを見せた国がある。北欧に浮かぶ孤島、アイスランドだ。

前回の9月の発表の際、14位も順位を上げ過去最高記録となる34位となっていたアイスランド

アイスランドはこの10月の2連戦を2勝で終え、強豪オランダから白星を奪うジャイアントキリングを遂行させグループAで首位につけていた。そして今回発表されたFIFAランキングでは前回から順位を6つ上昇させ、28位を記録。先月に続き、新記録を更新した。

アイスランドがつける28位は、他の北欧諸国と比較しても最高位である(デンマーク32位、スウェーデン39位、フィンランド63位、ノルウェー68位、フェロー諸島187位)。なお、これはFIFAに加盟する53チームの中でも17位と上位につける順位だ。

2014年W杯予選でも、グループEの2位につけプレーオフに進出したアイスランド。エイドゥル・グジョンセンの健闘も虚しくクロアチアの前に惜しくも散ったが、名将ラーシュ・ラガーベック体制になってこれから4年目を迎える。現在欧州で最も勢いのある代表チームとして覚えておいて損はないだろう。

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