現地時間3日、プレミアリーグ第10節最後の試合が行われ、下位に沈むサンダーランドがアウェイでクリスタルパレスと対戦した。

第8節のサウサンプトン戦で3つのオウンゴールを献上し0-8と大敗し、続く第9節アーセナル戦でも0-2と敗れたグス・ポジェ率いるサンダーランド。第9節を迎えるまでにあげた勝利はわずかに1つであり、コステル・パンティリモンやセバスティアン・コアテス、リカルド・アルバレスなど有力選手を獲得したにもかかわらず結果が伴っていなかった。

しかし、昨日行われたクリスタルパレス戦では3-1と勝利。スティーヴン・フレッチャーの2得点とジョルディ・ゴメスのゴールで今シーズン2勝目をゲットし降格圏を脱出することに成功した。

さて、今節唯一のマンデーナイトのゲームとなったこの試合だが、ちょっと不気味なデータを英国『BBC』が紹介していた。なんでも、サンダーランドはこの試合が行われるまで月曜日開催の試合で12年間勝利がなかったというのだ。

この試合が行われるまで、ここ12年間でサンダーランドが戦ったマンデーナイトの試合は21試合。21戦未勝利というのは、リーグ戦を基準に考えてもそう起こることではない。同局でコメンタリーを務めているギャリー・リネカーは、「サンダーランドが月曜日に最後に勝ってから、クリスティアーノ・ロナウドは450点くらいは決めてるんだな」といつもの調子でとぼけて見せたという。

また、今回の試合はクリスタル・パレスのホーム、セルハースト・パークで行われたが、さらにサンダーランドはこのスタジアムで19年も未勝利だったという。まさにダブルパンチ・・・。ここまでシーズン1勝しかあげていないチームが巡りあわせるには切なすぎる記録である。

しかし、結果的にサンダーランドはこの嫌なジンクスを払拭にすることに成功している。これを機会に調子を上向きにしたいところだ。

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