ウクライナ1部シャフタール・ドネツクのキャプテン、クロアチア人DFダリヨ・スルナがドネツクの子供たちに20トンものタンジェリン(マンダリンオレンジ)を贈ったとクラブHPが伝えた。

シャフタールでの在籍期間が11年にもなるスルナは絶えずファンたちのサポートを感じてきたと繰り返し述べていたそうで、今度はスルナがサポートする番になったとしている。

Humanitarian Centre of Rinat Akhmetovという団体?が行っている“Let’s Help Childrenプロジェクト”に寄与する形で、交戦地帯にいる子供たちのためにクロアチアで20トンのタンジェリンを購入、ドネツクへの輸送費用もまかなったそうだ。

スルナの故郷メトコヴィチという街で購入されたタンジェリンを積んだトラックはすでにドネツクに到着しており、11日から現地の小学生たちに配られ始めている。タンジェリンにはスルナの特別グリーティングカードも添えられており、週末までには街中の学校へ配達される見込みだそう。なんでも合計で23,143人の小学生がこのプレゼントを受け取る予定で、これはドネツクに現在いる全ての子供たち(小学生?)になるという。

クロアチアではタンジェリン(マンダリン)は街角で売られるなど一般的なフルーツなようで、輸出品にもなっているとか。メトコヴィチはその産地のひとつだそうだが、重要な輸出先だったロシアがEU(とアメリカ)の農産品輸入を大幅に制限した影響でクロアチアのマンダリン農家は大きな打撃を受けているとの報道が9月時点ではされている。

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