ウクライナ東部をめぐる緊張状態が続いている。
シャフタール・ドネツクは現地時間4日、クラブのオフィスがある武装勢力に占領されたと公式HPで発表した。
Qolyでも連日お伝えしている、シャフタール周辺の一連の騒動。
ウクライナ東部とロシアは現在緊張状態にあり、先日、シャフタール・ドネツクのホームスタジアムであるドンバス・アリーナが砲撃を受けたことがニュースになった。さらにはシャフタールの練習場も壊滅ダメージを受けており、その続報に注目が集まっていた。
今回被害に遭ったのはドネツク州86a Artema Stにあるシャフタールのオフィスであり、クラブ運営を行う本部がある場所だ。どの勢力による犯行かは明示されておらず、現在調査中であるという。
これらの政治的混乱により、シャフタールは今シーズンのホームゲームをドネツクから西へ1000km移動したリヴィウで行うことが決定している。報道によれば、現在クラブ運営や練習の拠点はキエフで行われているそう。
なお、UEFAヨーロッパリーグを戦うドニプロ(ドニプロペトロフク州)もホームゲームをキエフで行うようだ。
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