7月24日、ウクライナ1部のシャフタール・ドネツクは「ウクライナに戻ることを拒否していた6選手のうち、MFフレッジがトレーニングに合流し、DFイスマイリーが復帰する予定になっている」と報じた。

先日フランスでリヨンとの親善試合を行った後、南米出身の6選手が飛行機に乗らず、ウクライナに戻ることを拒否するという事件が発生したシャフタール・ドネツク。当時そのうち一人は名前が明かされていなかったが、DFイスマイリーであることが後に報道されている。

シャフタール・ドネツクが本拠地を置くドネツク州はウクライナ東部にあり、親ロシア派の力が強い地域。先日はマレーシア航空機がこの空域で墜落しており、地対空ミサイルでの撃墜ではないかとの疑いが強まっている。

治安の悪化は著しく、クラブは先日試合会場を西に1000㎞以上離れたリヴィウに、本部と練習場を首都キエフに移すことを発表している。

そしてクラブは今回ウェブサイトでMFフレッジがすでにキャンプに戻ってきたことを発表。またイスマイリーも近日チームに戻ることを約束したとのことで、2選手については説得に成功したと伝えている。

ただし、残りの4選手(ファクンド・フェレイラ、デンチーニョ、ドウグラス・コスタ、アレックス・テイシェイラ)についてはまだ成功しておらず、説得を続けているとのこと。

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