2021年からアーセナルでプレーしてきた日本代表DF冨安健洋。
26歳の彼は2026年6月末まで契約があるが、度重なる怪我に苦しんでおり、その去就が注目されている。
今季はわずか6分のプレーでシーズンが終わった形。開幕前に離脱を余儀なくされると10月の復帰戦で再び故障。その後、再手術と再度の長期離脱が決まり、復帰するのは今年12月頃とされている。
ただ、『Fichajes.net』によれば、バルセロナが冨安の獲得を検討しているという。
「バルセロナはすでに来シーズンの計画に取り組んでおり、(スポーツディレクターの)デコが率いるスポーツ部門の優先事項の一つは右サイドバックのポジションを強化すること。
このポジションは依然として頭痛の種であり、信頼できる安定した選手を見つけることができなかった。
この目標を念頭に、クラブはスカウトネットワークを活性化させており、カンプ・ノウのオフィスで最も人気がある名前のひとつが冨安健洋だ。
アーセナルでプレーするこの日本人選手はデコの注目を集めており、そのパフォーマンスを視察するためにロンドンに特使を派遣されたという。
26歳の冨安は2026年に契約が切れるが、バルセロナは、同選手が契約最終年を迎える2026年にフリーで移籍するのを防ぐため、アーセナルが移籍交渉に応じる可能性があると確信している。プレミアリーグですでにその価値を証明している同選手だが、手頃な移籍金になる可能性がある。
この日本代表選手の最大の強みの一つは、そのユーティリティ性。本来のポジションは右サイドバックだが、センターバックや左サイドでもプレーすることができ、ハンジ・フリック監督率いるコーチングスタッフはそれを高く評価している。この汎用性により、ドイツ人監督は様々なシナリオに対応できる非常に貴重な選手を手にすることになる。
バルセロナは依然として右サイドバックの大きな問題を解決しておらず、冨安は興味深く、信頼でき、手頃な選択肢として浮上している。すべてが計画通りに進めば、この日本人選手はバルサの次なるプロジェクトの重要な補強選手の一人となる可能性がある」
バルセロナは選手の市場価値総額が10.02億ユーロ(1625億円)にもなる世界的スター軍団。フランス代表DFジュール・クンデが右サイドバックを務めることが多いが、冨安が補強候補になっているという。
ただ、怪我の状況を考えれば、夏の移籍は考えにくいはずだが、果たして。