キャリアを形成するなかで、本来のポジションとは異なる“場所”でその地位を確固たるものにした選手も少なくない。

ここでは、『Squawka』が伝えた「コンバートされたポジションでキャリアを構築した10人」を紹介。

ディルク・カイト/現フェイエノールト/CF⇒WG

ほぼ全てのポジションでプレーできる驚くべき能力を持つカイトだが、リヴァプールは彼をストライカーとして獲得した。フェイエノールトで144試合95ゴールと圧倒的得点力を誇った彼は、アンフィールド移籍後もCFとしてゴールを決めていた。

だが、フェルナンド・トーレスの加入後は、右ウィングに活躍の場を移す。新しいポジションへの素晴らしい適合性を持っていたカイトは、トーレスともうまく機能し、その成功ぶりを維持してみせた。

多才なMFとしてプレーを続け、その驚異的な技量と勤勉なる努力によってカルト的ヒーローになった。フェネルバフチェや復帰後のフェイエでも主に右サイドでプレーしており、今季は22試合で14ゴールを叩き出している。