現地時間18日にウィーンで行われたオーストリア対ブラジルの国際親善試合は、ブラジルが1-2で勝利しドゥンガ体制で6連勝を飾った。

前半は0-0で終えたが後半19分、ブラジルは左サイドからオスカルのコーナーキックをダヴィド・ルイスが頭で合わせて先制。オーストリアも後半30分、アレクサンダル・ドラゴヴィッチのPKにより同点とする。ドゥンガ体制6試合目にして初の失点を許したブラジルだが、残り時間が10分を切った後半38分、この日が代表2試合目の出場となったロベルト・フィルミーノ(ホッフェンハイム/GER)の豪快なミドルシュートが決まると、これが決勝点となりブラジルが勝利した。

ブラジルにとって今年は優勝が至上命題とされるなかホスト国を務めたW杯の準決勝で、ドイツ代表に歴史的な大敗を喫するなど信じ難い屈辱も味わったが、8月の第2次ドゥンガ体制発足以後、ネイマールを主将に据えて無傷の6連勝。文字通りちょっとだけ傷を癒し激動の2014年を終えた。

なお、ここ2試合6ゴールと絶好調のネイマールはこの日も腕章を巻き後半追加タイムまでプレー。3試合連続のゴールは逃したがチームの勝利に貢献している。

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