創設123年を迎えたウルグアイの名門ペニャロールが、J1・セレッソ大阪に所属する元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランの獲得に関心を示しているという。現地の各メディアが伝えてる。

報道によると、ペニャロールの会長フアン・ペドロ・ダミアーニ氏が2010年W杯の最優秀選手で、同国の英雄的存在であるフォルランを獲得する意向を示し、交渉を開始したとのことだ。ペニャロールはナシオナルと並ぶ国内随一にして、リベルタドーレス5度の優勝を誇る南米屈指の名門クラブ。フォルランは1997年に隣国アルゼンチンのインデペンディエンテでデビューして以降、プロとしては未だ母国でプレーした経験を持たないが、幼少期に元代表の父パブロ氏が在籍したペニャロールのユース部門に所属したことがある。

ただこれは近く行われる会長選で再選を目指すダミアーニ氏が掲げた“壮大な夢の一つ”の模様で、フォルランは『180.com.uy』の取材に「誰も私に連絡していないよ」と話し、「(この先どうなるか)今は全く分からないんだ」と付け加えたという。

フォルランの所属するセレッソ大阪は残り3試合と大詰めを迎えたJ1で降格圏内の17位に沈んでおり、今年いっぱいの契約となっているフォルランはその去就が注目されている。

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