12月8日、イングランド3部にあたるリーグ・ワンのレイトン・オリエントは「元イタリア代表MFファビオ・リヴェラーニ氏を新監督として招へいした」と公式発表した。契約期間は2年半。
レイトン・オリエントは現在リーグ・ワンで降格圏ギリギリの19位となっており、19試合で4勝7分け8敗と低迷している。
開幕時にはラッセル・スレイド氏が監督を務めていたものの、10月になってカーディフ・シティに彼が引き抜かれ、さらにチーフスカウト、GKコーチも個人的理由により退団するなど混乱。スポーツディレクターを務めていたマウロ・ミラネーゼ氏が暫定的にそれを引き継いでいたが、成績は低下していた。
ファビオ・リヴェラーニ氏は1976年生まれの38歳。有色人種としてイタリア代表チームでプレーした初の選手ということで大きな話題となった。2013年に初めてジェノアで監督を務めたものの短期間で解任されており、これが2チーム目の指揮となる。
なお、レイトン・オリエントはイタリアのエネルギー業界の大物でもあるフランチェスコ・ベッケッティ氏がオーナーを務めており、かつてカターニアやアタランタ、シエナでプレーしたジャンヴィート・プラズマーティ、イタリア代表経験も持つDFアンドレーア・ドッセーナが在籍している。