今季、セリエAで躍進中のジェノアがラージョ・バジェカーノのアタッカー、レオの獲得を望んでいるようだ。
レオナルド・カヒーロ・バプチスタォン、通称レオは、ブラジルのサントス生まれだがラージョ・バジェカーノの下部組織で育った22歳。2012-13シーズンにトップチームデビューを果たすと瞬く間に定位置を確保し、スターダムを駆け上がった。2013年の夏にアトレティコ・マドリーへ移籍したが、出場機会に恵まれず、半年後にベティスへローン移籍。今夏からは古巣ラージョ・バジェカーノにローンで戻っている。
レオについてはスウォンジーも興味を抱いているようであり、ジェノアと共にローンでの獲得を望んでいると『fichajes.net』が報じている。これは保有権を持つアトレティコ・マドリーの意思も反映されており、冬の移籍ウィンドウで別のチームに貸し出すつもりなのは間違いなさそうだ。なお、レオは2018年までアトレティコ・マドリーとの契約が残っており、獲得には相応の移籍金が必要となるのは間違いない。
ジェノアはセリエA優勝経験を持つ古豪として知られるチームだが近年は成績が芳しくなかった。しかし、今季は勝ち点26で現在3位につけており、前節はホームに本田圭佑の所属するミランを迎え撃ち、1-0で勝利している。同じ街のライバルであるサンプドリアも勝ち点25で4位につけており、両クラブの躍進が今季のセリエAを盛り上げている。