マンチェスター・ユナイテッドに関連するちょっと変わった記録を、英国『Mail Online』が伝えている。

記事によれば、現地時間28日に行われたトッテナム・ホットスパーとのプレミアリーグ第19節に出場したユナイテッドの先発メンバーが前節ニューカッスル戦と全く同じ11人だったそうなのだが、ユナイテッドが先発メンバーを2節連続で変更しなかったのは実に2年以上ぶりのことであるという。

この日先発として出場したユナイテッドの11人は以下の通り。

GK:デ・ヘア
DF:ジョーンズ、マクネア、エヴァンズ、
MF:キャリック、ルーニー、バレンシア、ヤング、マタ
FW:ファン・ペルシー、ファルカオ

これより前にユナイテッドが先発メンバーを固定していたのは、2012年10月28日から11月3日にかけてのこと。この時の指揮官はサー・アレックス・ファーガソン氏であったが、ユナイテッドはこれまで85試合にわたり先発メンバーを変更してきたのだという。怪我人の存在も考えられるが、この2年間でファーガソン→モイーズ→(ギグス→)ファン・ハールと複数人の監督が就任したことも影響していると考えられる。

ファン・ハール監督はトッテナム戦を前に、「信じられないことだね。復調するのに十分な時間があったと望んでいる」と話したようだが、いくらターンオーバーを好んだ監督が指揮したとしても、これほどもの長い間先発メンバーが変更されることそうないはずだ。まさにアンビリーバブルである。

ちなみに、今シーズンここまでユナイテッドの選手としてプレミアリーグに出場した選手はすでに31名にも及ぶという。

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