12月26日、『Libero』は「マンチェスター・ユナイテッドに所属しているコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、サッカー選手は自分の運命をコントロールできないと話した」と報じた。

今夏フランス・リーグアンのモナコからイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに移籍したラダメル・ファルカオ。

2年前にはアトレティコ・マドリーで世界最高と言われたストライカーも、その後フランスで満足な活躍が出来ず大怪我を負い、今季もローンで加入したマンチェスター・ユナイテッドで苦戦している。

ファルカオはここ数年の移籍について振り返り、ポルト時代とアトレティコ・マドリー時代が最も幸福だったと明かすとともに、移籍したい場所に移籍できるわけではないと話した。

ラダメル・ファルカオ

「(アトレティコ・マドリー時代について)

僕はあそこに残るのは非常に難しいと感じていた。それはスポーツ面のプロジェクト、そしてクラブの経済的な状況のためだ。

シーズンの終わりに僕を売却しなければならないという話は常にされたし、そしてそれは実行に移された。4か月後にはここに長い間留まれないだろうと理解していた。

僕はこれまでプレーしてきた全ての場所を楽しんできた。それは人生の階段のようなもの。僕のキャリアの最も幸福な瞬間はポルト、そしてアトレティコ・マドリーにあった。そこでやってきたこと全てを非常に誇りに思っているんだ。

(望まぬ移籍についてどう感じているか)

サッカー選手は運命をコントロールすることが出来ない。時々、

『なぜあそこに行かなかったのか?』 『なぜあそこに残らなかったのか?』

と尋ねられて、僕は笑ってしまうんだ。まるでサッカー選手は働く場所を決められるかのようにね。

じゃあ、僕はジャーナリストに尋ねるよ。

『なぜあなたはCNNやESPNで働かないんだい?』

それはサッカーでも同じなんだ。誰でも、自分が進む場所を選択できる権利を持っていることは稀だ。

僕は何度も何度も自分が求めている場所で生きることが出来ない状況を切り抜けてきたんだ。僕がある場所に行きたくても、最終的には他の場所に行く必要があった」

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