アーセナルのポーランド代表GK、ヴォイツェフ・シュチェスニが2万ポンド(およそ365万円)の罰金を課せられた。
現地時間の1月1日に行われたプレミアリーグのサウサンプトン戦に先発フル出場したシュチェスニ。勝ち点33で並ぶライバルとの直接対決という事もあり、アーセナルとしては絶対に落とせない試合であったが、サウサンプトンのホーム、セントメリーズで行われた決戦はサウサンプトンが2-0でアーセナルを倒している。
アーセナルは次の試合であるFAカップのハル・シティ戦でシュチェスニをベンチ入りメンバーからも外し、先発にはコロンビア代表GKのダビド・オスピナを起用。アーセン・ヴェンゲル監督はオスピナが競争できる状況にあると語っていたが、シュチェスニ外しの理由はサウサンプトン後に起きた事件によるものだった。
『Mirror』によれば、シュチェスニはサウサンプトン戦の終了後、シャワー中に喫煙。この行為により2万ポンドの罰金が課せられたとのこと。今回の行為により、「シュチェスニは2度とアーセナルでプレーしない」という憶測も飛んでいるようだが、これについてはアーセナル側は否定しているという。サウサンプトン戦においてシュチェスニは2失点に絡むミスを犯しており、ヴェンゲルも試合後にシュチェスニについて語るのを拒否。シュチェスニが喫煙に至った経緯は敗戦やミスのショックによるものだといわれている。
ヴェンゲルはこれまでも喫煙者に対して厳しい態度で挑んできた。MFのジャック・ウィルシャーや元キャプテンのウィリアム・ギャラスなどが喫煙している姿をメディアに報じられ、厳しく咎められている。なお、シュチェスニへの制裁は今週の日曜日に行われるストーク・シティ戦も継続される見込みと『Mirror』は報じている、