アジアカップ2015、グループリーグ第2節最後の試合は初戦で勝利した者同士、イラクと日本が戦った。

序盤はイラクがかなり引いてブロックを作ってきたことで、日本は徹底的にボールを繋ぐことが可能になった。数多くのチャンスを作ることが出来たものの、なかなかゴールに結びつかない。

その中でようやく得点が入ったのが23分。乾の飛び出しからの折り返しが引っかかり、弾かれたところを追った本田が倒されてファウルを奪い、PKを獲得。

これを本田が冷静に決め、2試合連続のゴールでリードした。

しかしこの後徐々に日本は厳しい展開になっていく。攻撃をシュートで終わらせられず、そこからのカウンターでセットプレーを奪われる。

後半になるとさらにイラクがプレスをかけてきたこと、運動量の少ないマフムードを下げてジャスティン・ミーラムを投入してきたことから、押し込まれる展開が増加した。

日本は今野と清武を投入し、守備力と後方でのポゼッション能力を高めて対応。終盤にはイラクの運動量が落ちたことでようやく優勢な状況を手にすることに成功。守勢になる時間も長い試合になったが、辛うじて1-0という結果で終えることが出来た。

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