あのディエゴ・シメオネの息子で、U-20南米選手権の開幕戦で2ゴールを記録したことが話題となったU-20アルゼンチン代表ジョバンニ・シメオネだが、16日に行われた試合では不発に終わり、チームも初黒星を喫した。

大会3日目を迎えた16日はA組の2試合が行われた。

開幕戦でエクアドルに5-2と大勝したアルゼンチンは、同じく初戦でボリビアを4-2で下したパラグアイと対戦。開始僅か6分、セットプレーからアトレティコ・マドリーに所属するパラグアイのDFイバン・カニェテに先制ゴールを許すと、この1点が重くのしかかる。

5バックを強いた相手にアルゼンチンはエースのシメオネが封じられると、バルセロナBに所属するマクシ・ロロンら攻撃の枚数を増やし対抗。以降、怒涛の攻撃を見せたが、ゴール前に“鍵をかけた"パラグアイの守備陣を最後まで崩せず1-0で敗れた。

アルゼンチンは2戦目にして早くも初黒星で、パラグアイは2連勝。

また、この日行われたもう1試合は、初陣となったペルーがエース、アレクサンデル・スッカルの2ゴールにより2-0でエクアドルに勝利。エクアドルは連敗となっている。

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