2月3日、イングランド・プレミアリーグのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンは「マンチェスター・ユナイテッドからスコットランド代表MFダレン・フレッチャーを獲得した」と公式発表した。

ダレン・フレッチャーは1984年生まれの31歳。マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、2003年にトップチームに昇格して以降11年半に渡って同クラブに所属してきたセンターハーフ。

2011年には潰瘍性大腸炎に苦しんでいることを明らかにし、その後長い間治療に努めてきたことから出場機会が減少。手術が成功し復帰は果たしたが、今季も11試合出場でスタメンは4回のみで、チームでの重要性が落ちていた。

移籍金については発生しておらず、フリーでの加入。契約期間は2年半であるが、グラブ側の判断による1年延長が可能なオプションが付随している。

ダレン・フレッチャー

「素晴らしい気分だ。これは自分のキャリアにとってファンタスティックな新しいチャレンジだ。僕はこれまでのキャリアをマンチェスター・ユナイテッドに費やしてきたし、それが僕の知っている全てだ。

しかし、僕は移籍する正しいタイミングだと感じていたし、それに対して感傷的にもならなかった。偉大な思い出を持っていることは明らかであるが、僕はもうウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンの選手であり、プレーする時を待つことが出来ずにいる。

取り引きに関わってくれた全ての人が素晴らしかった。そして、ここに来た大きな理由は監督のためである。彼は最初から僕に感銘を与えてくれた。どれほど求められているかということを示されたら、素晴らしい感覚を覚えるものだ。

(どのようなプレーを見せたい?)

僕は必要とされればどのポジションでもこなせるミッドフィルダーだ。ボックス・トゥ・ボックスであろうが、深い位置であろうが、ボールを保持することであろうが、タックルであろうが、試合を壊すことであろうがね」

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