2月19日、『Sportmediaset』は「ローマのスペイン広場など歴史的建造物がフェイエノールトのサポーターによって荒らされている」と報じた。

ASローマは19日にヨーロッパリーグの決勝トーナメント1回戦ファーストレグを戦い、ホームでフェイエノールトを相手に1-1と引き分けた。

しかしその裏で、街では大きな騒ぎが発生していた。遠征してきたフェイエノールトのサポーターがローマの歴史的な建造物の周囲で暴れ、警察と衝突した。

オードリー・ヘップバーンの映画『ローマの休日』で有名なスペイン広場はフラッグやボトル、その他のゴミが散乱する事態となり、継続的に続いた暴動によって23~33名が逮捕されたという。

ローマの市長を務めているイグナツィオ・マリノ氏は自身のツイッターで「ローマは荒らされている」と投稿。オランダの大使に正式に抗議を行ったことを明らかにしており、フェイエノールトにはUEFAからの罰則が科せられる可能性も示唆されている。

イグナツィオ・マリノ ローマ市長

「ローマはこれによって荒廃し、傷つけられた。我々はオランダ当局や大使と接触している。これで終わらせはしない。抗議し、責任者に説明を要求した。

現在復元されていたバルカッチャ(スペイン広場の中央にある噴水)の損傷も発見された。この暴力は受け入れられないものだ。ローマがその代金を支払う必要はない」

【厳選Qoly】6度の選手権優勝!高校サッカー屈指の名門、帝京高校が輩出した「最強の5人」