横浜F・マリノス、横浜FCに続く、横浜第3のJクラブとして、2014シーズンに創設されたばかりのJ3へ参入した、横浜スポーツ&カルチャークラブことY.S.C.C.。Jリーグの呼称でいえば「Y.S.C.C.横浜」だ。

地域に根差した“街クラブ"の彼らは、所属選手の多くが別の仕事をしながらプレーするアマチュア選手でありながら、クラブとしてJリーグのクラブライセンス取得に向けた準備を地道に進め、晴れてJ3で新たな一歩を踏み出した。

迎えたJ3初年度、結果は12チーム中最下位という成績に終わったが、シーズンが進むにつれて競った試合が多くなり、天皇杯2回戦ではJ1の川崎フロンターレをアウェイで土俵際まで追い詰めた(後半アディショナルタイムに同点弾を決められ、延長戦の末1-2の逆転負け)。監督として初めてチームを率いたクラブOBの有馬賢二氏にとっても大きな経験となったはずで、42歳の若き指揮官が引き続き指揮を執る今季は、一年前とは違った姿を見せてくれそうだ。

戦力面ではプロ契約の選手を昨季より増やしたほか、大卒選手を中心に補強を行っている。

Y.S.C.C. 2015 Svolme Home

Y.S.C.C.は今週、Jリーグプレスカンファレンスを前に、2015シーズンの新ユニフォームを発表。

ホーム(1st)は伝統的な水色をベースに、同じくクラブカラーである白とオレンジのストライプをアシンメトリーで取り入れたデザイン。V字のストライプはクラブエンブレムに入れられた、おそらくカモメをイメージしていると思われる。

背面にもストライプ。サプライヤーは2012年からチームをサポートしているスボルメ。

Y.S.C.C. 2015 Svolme

アウェイ(2nd)は昨季と同じく、赤を採用。

GKモデルは、ホームに緑を継続。アウェイはグレーとなった。テンプレートはいずれもホームと共通である。

ユニフォームスポンサーはいずれも継続で、胸が「カスペルスキー」、背中が「トータルエステート」、パンツが「ビック・ライズ」。

ちなみに、前述の天皇杯・川崎戦はカスペルスキーが両チームをサポートしているため、一部で「カスペルスキーダービー」と呼ばれていた。

主に、カスペルスキーの公式アカウント界隈で・・・。

◆Jリーグ 2015シーズン新ユニフォームまとめ(J1・J2・J3)

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい