先週末行われたブンデスリーガ第節22節アウクスブルク対レヴァークーゼン戦は、アウェイのレヴァークーゼンが2-1とリードしていた。

ウインターブレイクの再開明け、4戦1勝1分2敗といまいち結果の出ていないレヴァークーゼン。前節にはヴォルフスブルク相手に4-5という乱打戦を見せたものの敗戦しており、この試合はヨシップ・ドルミッチとシュテファン・ライナルツのゴールで勝ち点3が目前だった。

そして試合は後半アディショナルタイムを迎える。

あと数分ほど凌げば、レヴァークーゼンは勝ち点3を獲得できた。しかし、その夢を打ち砕いたのは意外すぎる人物であった。

93分29秒、攻撃参加していたGKマーヴィン・ヒッツがゴールをあげ、アウクスブルクが劇的な同点弾をあげたのだ。

フォースオフィシャルから表示された時間は5分。まさに起死回生の一発であり、昨シーズン、モンテディオGK山岸範弘が決めたあのミラクルゴールを彷彿とさせるものであった。

マーヴィン・ヒッツは、ザンクト・ガレン出身の27歳。U-21代表歴があり、2013-14シーズンのアウクスブルクで定位置をつかんだことで2014年W杯代表候補メンバーにまで登りつめた。

ここまでブンデスリーガでは13試合に出場しているが、このレヴァークーゼン戦は10試合ぶりの実戦であったという。

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