2月25日、オーストラリアサッカー連盟は「MFマーク・ブレッシャーノが代表を引退することを表明した」と公式発表した。
マーク・ブレッシャーノは1980年生まれの35歳。オーストラリア国立スポーツ研究所を経て1999年に欧州へと移籍し、イタリアのエンポリで活躍。2002年からはパルマに移り、中田英寿氏とも同僚となったことで知られている。
2006年に退団してからはパレルモ、ラツィオと渡り歩いた後、UAEのアル・ナスルへと移籍。中東でも活躍を続けており、現在はカタールのアル・ガラファに所属している。
35歳という年齢になったものの先日行われたアジアカップのメンバーに選ばれ数試合に出場。初の優勝を経験し、その後代表でのキャリアを終えることを決断したという。
マーク・ブレッシャーノ
「こ大きな悲しみであるけれども、多くの誇りを持ってサッカルーズ(オーストラリア代表)からの引退を決断した。自分が愛するスポーツで国のために戦ったことは、驚異的な経験だった。
私はサッカルーズのシャツを着てあらゆる主要な大会でプレーすることが出来た。数人のとてつもない人物と会うことが出来、良いことも悪いことも偉大な選手たちと共有した。そして、2015年アジアカップの優勝を手助けすることによって全てを終えることが出来た。
多くの美しい思い出を持つ忘れられない旅だった。しかし、この若手選手たちの素晴らしいグループを前に進ませてやり続ける時が来たのだと思っている」