3月4日、『Gazzetta dello Sport』は「ACミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、フィリッポ・インザーギ監督らコーチングスタッフと会談を行った」と報じた。
この会合にはフィットネスコーチのダニエレ・トニャッチーニ、理学療法士のファブリツィオ・ラグーザ、整体師のマルコ・チェザリーニなども含めてチーム全体のスタッフが参加したという。
現在結果が出ていない状況にあるミランについては監督交代の噂が流れており、今週末のエラス・ヴェローナで敗れればインザーギ氏を解任する可能性があると報じられている。
インザーギ監督は怪我人の状況やチームの課題などを説明したものの、ガッリアーニ氏はそれに対して納得はしていなかったという。
メディアでは既に後任の名前も浮上。その中で既にオファーがあったとされているのはヴィンチェンツォ・モンテッラ氏であるが、彼はシーズン途中でフィオレンティーナを離れることを拒否していると言われている。
また、その他にはルチアーノ・スパレッティ、クラレンス・セードルフ(ともにフリー)、アントニオ・コンテ(イタリア代表)が上がってきていた。
さらに、『Tuttosport』ではボルシア・ドルトムント監督のユルゲン・クロップ氏の名前も。ガッリアーニ氏やアリゴ・サッキ氏などが彼の采配に注目しており、関心を強めているという。
とはいえ、ボルシア・ドルトムントは最近不調から脱出したばかりであり、ACミランの立場を考えれば引き抜きが成功する可能性は低いように思える。