3月13日、『Independent』はイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに所属している日本代表DF 吉田麻也のロングインタビューを掲載した。

2010年にオランダのVVVフェンロに移籍し、エールディビジで2年半を過ごした後、2012年にイングランドへ渡った吉田麻也。一時は苦しい時間も過ごしたが、アジア人センターバックとしては非常に大きく立ちはだかっていた壁を破りつつある。

全て英語で行われたインタビューで吉田麻也は、言語の必要性や日本の教育における問題点などを語るとともに、アジア人の評価を高めるために活躍を続けたいと話した。

吉田麻也

(イングランドでの最初の試合について。ホーイフェルトの怪我で28分に途中出場し、アーセナルに6-1で敗れた)

前半は本当に、本当にひどかった。だけど後半はより落ち着いた。とても難しく、厳しいデビューだった。結果も恐ろしいものだった。でも良い経験だったよ。

(英国での生活について)

最初、僕の英語は完璧じゃなかった。2年半の間オランダに居たが、彼らはとても簡単な英語を話す。それは最初のステップとしては良かった。

しかし、サウサンプトンに来たときには、誰もがとても速く話していた。もしリッキー・ランバートと話しても、全てを理解することは出来なかっただろう。アイルランドから来たシェーン・ロングやダヴォ(スティーヴン・デイヴィス)、サミー・リー達もとても難しかった。

でも2年半が経って、僕はより理解できるようになり、より快適になっている。過ごしやすくなったよ。

(英語について)

人々が英語を話すことが出来ないというのは、日本の教育の問題だ。12歳から中学、高校と英語を学んだ。

しかし、6年間勉強しても、人々は英語を読めず、少ししか理解できず、話すことも出来ない。英語は試験のためのもので、話すためのものじゃない。

そして、もし英語が話せなければ、チャンスがないことを意味する。それは残念なことだ。何人かの日本人選手は怠けているよ」

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