21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第28節、アトレティコ・マドリー対ヘタフェの試合でのワンシーン。

ゴール付近でヘタフェの選手がシュートモーションに入ったところをアトレティコの選手が複数で強烈なスライディングタックル。これは巧くキックフェイントで交わされてしまうが、瞬時に体勢を立て直したアトレティコのウルグアイ代表DF、ホセ・ヒメネスが頭からブロック!

実にウルグアイ人らしい危険を顧みないDFであるが動画をよく見てみると、ヒメネス以外にもさらに3人がボールに体を寄せブロックに行っていることが分かる。これもアトレティコの闘将ディエゴ・シメオネの指導の成す技であろうか。

昨今の日本人選手の技術水準はほんの10年前に比べても飛躍的に上昇していることは間違いない。にも関わらず年代別の日本代表やJクラブがACLで結果を残せていないことに関し、ディレイ、ゾーン守備の拙さを指摘する向きもある。

しかし戦術以前にサッカーに必要なのは、今の日本に欠けているのは何よりこういう姿勢なのではないだろうか?そんなことを考えさせられるワンプレーであった。

なお、試合はアトレティコが2-0で勝利している。

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