3月21日、『Sky』など各メディアは「パルマの新たな管理者となったアンジェロ・アネッダ氏とアルベルト・グイオット氏は、今後の見通しについて楽観的に見ていると話した」と報じた。

19日に行われた公聴会において破産が宣告されたパルマFC。既に逮捕されていたジャンピエトロ・マネンティ会長はこれによって管理者としての権利を失い、裁判所から会計士のアンジェロ・アネッダ氏とアルベルト・グイオット氏が派遣され、経営の回復に向けて動き出した。

2億1800万ユーロ(およそ280億円)、スポーツ部門では7400万ユーロ(およそ95億円)という莫大な負債を抱えているパルマであるが、来期セリエA、あるいはBに登録するために全力を尽くしていくと彼らは話している。

アンジェロ・アネッダ 会計士

「この管理期間の最終的な目標は、クラブを誰かに販売できるようにするとともに、来シーズンの登録を行えるようにすることである。

その前に、我々はそれが可能かどうかを確認するために招集された。この管理期間で債権者により一層の損害を与えるようなことになってはならない」
アルベルト・グイオット 会計士

「パルマが今季をコンプリートできるかどうかに関わらず、4月15日までに債権者と接触する。我々は楽観的だが、どうなるかは分からない。

もしシーズン終了までのランニングコストが500万ユーロ(セリエAからの援助金)よりも高いのであれば行動をする必要がある。

もしコストが500万ユーロよりも高ければ、既にコンタクトを取っているスポンサーとの関係を作って収入を増大させるか、あるいはコストを低減するために動かなければならない。

そのどちらも出来なければ、『クラブを継続させられる条件を持っていない』と裁判所に言わなければならない。しかし、我々は楽観的である。

今朝から我々はクラブの勝ちを評価するためのプロセスを開始した。クラブを破産させた人々によって生まれた債権者のための保障戦略を考えている。損害賠償を求めることも含めるかもしれない。我々は昨日チームと会い、役割を説明した。彼らはポジティブな態度で接してくれた。

目標としては5月15日頃にクラブ所有権のオークションを開くことだ。7400万ユーロの債務がかなりの数字であることは間違いない。しかし、仕事をすることで減らすことは出来る。債権者のために」

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい