リオデジャネイロ五輪1次予選を兼ねたU-23アジア選手権予選で活躍したU-23ベトナム代表FWグエン・コン・フオンにJリーグの各クラブが熱い視線を注いでいる。特に熱心なのはJ2アビスパ福岡だという。なお、福岡は2012年に東南部ビンズオン省のテレビ局BTVが主催するサッカーの国際大会「BTVカップ」に出場したことがある。
これは、HAGLのドアン・グエン・ドゥック会長が、3月末に行われた地場目薬メーカーOSLAとのスポンサー契約の締結式で明らかにしたもの。同氏は、
「グエン・トゥアン・アインが最も注目を集めているようだが、J2のクラブがグエン・コン・フオンのレンタル移籍での獲得を熱望している。形としては、札幌にレンタル移籍したレ・コン・ビンのときと同様のものだ。但し、現時点では正式な申し出を受けているわけではない」
と述べた。
Vリーグ2015シーズンは9月20日に閉幕する。一方、J2リーグは11月23日まで行われるため、福岡はVリーグ終了後にグエン・コン・フオンを2か月のレンタル移籍で獲得したい考えだ。
Jリーグでは、2014年に提携国枠を導入しており、ベトナム人選手はこの提携国枠を利用して獲得できる。実現すれば、「ベトナムの英雄」レ・コン・ビンに続く二人目のベトナム人Jリーガーの誕生となる。
(C) thethaovanhoa, グエン・コン・フオン
記事提供元: 「J2アビスパ福岡、「ベトナムのメッシ」のレンタル移籍での獲得を希望@Vietam Football」
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