4月9日、『Mirror』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、ベレス・サルスフィエルドに所属しているマキシ・ロメロの獲得に向けて公式にオファーを送った」と報じた。

マキシ・ロメロの件については先日アルゼンチン方面のメディアから報道があったが、今回イングランド側のメディアからもオファーの内容について言及された。

マキシミリアーノ・サムエル・ロメロは1999年生まれの16歳。ベレス・サルスフィエルドの下部組織出身で、アンダーのカテゴリでは昨季33ゴールを決める活躍を見せている。

まだプロで出場こそしていないものの、すでに16歳にしてトップチームでのベンチ入りを果たしており、大きな期待を集めている選手である。『Mirror』は彼を「新しいメッシ」と評している。

彼に対してはマンチェスター・ユナイテッドも興味を示しているとのことだが、アーセナルが獲得に向けて熱心に動いており、450万ポンド(およそ8億円)の入札を行うとともに、ベレスとの高度な交渉に臨んでいるという。

ただ記事によれば彼の保有権が既に第三者に渡っていることから、これらの問題を解決させる必要がある。プレミアリーグでは選手の保有権が第三者に渡ることを原則的に禁止しているためである。

また、18歳以下の国外移籍はFIFAのルールで原則的に禁止されているため、もしアーセナルと契約したとしても、残り2年はアルゼンチンに残る形となる。

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