ラ・リーガ第30節、アスレティック・ビルバオ対バレンシア戦は1-1の引き分けだった。バレンシアの得点者は20番のMF、ロドリゴ・デ・パウルであった。

ロドリゴ・デ・パウルは今季ラシン・クラブからやってきた20歳のアルゼンチン人MF。この試合前半に負傷したパブロ・ピアッティに代わって投入されると、後半にリーガでの初ゴールをマークした。

まだまだ若くバレンシアでは途中投入が多いものの、アタッキングセンスに長けた万能MFとしてかかる期待は大きい。そんなロドリゴ・デ・パウルはこの試合でこんなスキルも見せていた。

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

相手が何人いてもボールを失わず、巧みな足さばきで突破する様は爽快!いいところだけを集めた映像ではあるが、ボールの置き所のうまさも感じさせる。

ちなみに、ラシンからバレンシアへの移籍金は650万ドル(約7.8億円)とされ、契約は5年。バイアウト条項は4000万ユーロ(約50億円)に設定されているとのこと。

獲得時にはバレンシアのGMであるフランシスコ・ルフェテが「彼はその若さに関わらず、アルゼンチンで確立されている選手。すでにチームのキャプテンも務めた。バレンシアとヨーロッパサッカーで成功するための全てをロドリゴが持っていると我々は信じている」と述べており、当時の監督フアン・アントニオ・ピッツィも「ロドリゴはアルゼンチンにおいてこの5年で最も将来を嘱望されている選手。バレンシアにとってビッグニュースだ」と期待を寄せていた。今後のプレーに注目したい。

そんな彼をもっと知りたい方のために、アルヘン時代のスーパープレーを次ページで紹介。