今年5月にクラブの買収で合意したシンガポール人実業家、ピーター・リムのもとで昨季8位からの巻き返しを目指すバレンシア。
今月初めにフアン・アントニオ・ピッツィ監督を解任し、ポルトガルで実績を残した40歳のヌーノ・エスピリト・サント新監督を招聘。戦力面ではフアン・ベルナト(バイエルン)、ジェレミ・マテュー(バルセロナ)とここまでは放出の方が目立っているものの、攻撃陣にベンフィカからアンドレ・ゴメスとロドリゴを獲得している。
今年、adidasと契約したバレンシアは29日、ホームに続き2014-15シーズンの新しいアウェイユニフォームを発表した。
ニューモデルは2000年代に2度リーグ優勝(2001-02、2003-04)を達成した際にもアウェイとして使用していた、バレンシアの象徴的なカラーであるオレンジを基調としたデザイン。
一応、Jomaによる昨季モデルもアウェイはオレンジだったのだが、黒と白のタスキが入っていたこともあってかノーカウントのように扱われており、“Orange Is Back”と大々的に復活をアピールしている。
左袖の「GLOVAL Respect」はバレンシアが昨年から行っているキャンペーン。
レアル・ソシエダのアウェイやサンテティエンヌのホームと同じ、バイアスのシャドーストライプが印象的な汎用のテンプレートを使用。差し色に水色を使ったことでこれまでのオレンジのアウェイとは一味違った新鮮さを感じる。