7月21日、リーガ・エスパニョーラのバレンシアは「ポルトガル代表DFリカルド・コスタとの契約を双方合意の下で解除した」と公式発表した。

リカルド・ミゲウ・モレイラ・ダ・コスタ、通称”リカルド・コスタ”は1981年生まれの33歳。FCポルトでプレーした後にドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクへ移籍し、海外での活躍で名を上げたセンターバック。その後リールを経て2010年にバレンシアに加入し、4シーズンで87試合に出場、7ゴールを決めている。

ポルトガル代表としても近年はチームに定着しており、先日まで行われていたワールドカップでもペペが退場処分、並びに出場停止処分を受けたために出番を獲得している。

彼とバレンシアとの契約は2015年6月末まで残っていたものの、発表によればキャリアの新しいステップに進みたいとのことで、クラブとの契約解除を希望したとのことである。


リカルド・コスタ

「私はファンの愛情に包まれ、バレンシアに良い印象を持ったままチームを離れる。いい時にも悪い時にもファンの支援は感じられたし、それは大きな幸福でもあった。バレンシアファン、スタッフ、メディア、チームメイト、そして時を共有してきた全ての人に感謝したい。

今、自分のキャリアの中で新しいステップを進める時間が来たと思っている。しかし、私の心の中には常にバレンシアがある。このチームのキャプテンであったことを誇りに思う」


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