4月15日、ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントは本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで記者会見を開き、ユルゲン・クロップ監督の今季限りでの退任を発表した。

出身クラブであるマインツ05を経て、2008年にドルトムントの監督に就任したクロップ。ゲーゲンプレッシングという名称まで与えられる特徴的な戦術を組み上げ、7年間で3つのタイトル(ブンデス2度、ポカール1度)をチームにもたらすなど近年の躍進の功労者といえる存在であった。

しかし、ポーランド代表FWレヴァンドフスキなどを失った今季は開幕から低迷を続け、シーズン途中にも解任論が出るなど不安定な状況となっていた。

契約については2013年10月に期間を2018年まで延長していたものの、今季の状況を受けてCEOを務めているハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏などと会談を行い、最終的にそれを途中で解除する形でチームを去ることになった。

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