アーセナルが若手のフィットネスを向上させるためにオリンピックの金メダリストを招聘することが判明した。
『Mirror』が報じる所によれば、元陸上選手で世界陸上で8個、オリンピックで4個の金メダルを獲得したマイケル・ジョンソン氏を招聘するとのこと。指導を依頼する目的はスピードと体力の向上であり、ユース選手がファーストチームのサッカーに適応するための手助けになればと考えているようだ。
ジョンソン氏は1992年のバルセロナで4×400mリレーを制覇、1996年のアトランタでは200mと400m、2000年のシドニーでは400mを制覇。200mでは21連勝、400mでは56連勝と現役時代は無敵の強さを誇った陸上界のレジェンドだ。
マイケル・ジョンソン
(元アメリカ代表陸上選手)
「まさにアスリートを育てることさ。8歳や9歳の頃から17歳や18歳の頃までの最初から最後まで、彼らをどのように完全に成長した状態へ持っていくかさ」
「ファーストチームの選手たちと働くことは考えていない。我々は若手の運動面の成長に特化する。我々はそのエキスパートと考えられている」
「運動能力の成長に突入すれば、スピード、体力、パワー、敏捷性、柔軟さなど異なる全ての資質について見ることになる。そして本当に彼らが興味あるものを1つを取り上げることになる」
「体力は英国において常に重要なものの1つだ。その側面から私が言えるのは、他のどこの国よりも適しているということだ」
「体力のプログラムについては英国には最先端の資質があるが、スピードとパワーについてはアメリカの遅れを取っていると言いたい」
「みんな出来る限り他のアスリートを出し抜こうとしているし、その道のエキスパートや新しいトレーニング法を見つけ出そうとしているし、それらは我々がアスリートを成長させることにより効果的な影響を与え手助けしてくれるだろう」