チェルシーのアカデミーチームに、驚異的なペースで得点を量産する怪物コンビがいると話題になっている。

その選手は、ドミニク・ソランケとタミー・アブラハムだ。

ソランケは1997年9月14日生まれの17歳。ナイジェリア系イングランド人で、2014年のU-17EUROを制したイングランド代表メンバーである。今シーズンの開幕前に行われたプレシーズンツアーにも帯同しており、昨年10月に行われたCLマリボル戦でトップチームデビューを果たしている。

一方、アブラハムは1997年10月2日生まれ。ソランケとは同い年であり、ともにU-8チームからチェルシーに在籍している。トップチームでのプレー経験はないが、将来を嘱望されたアタッカーである。

両選手はともにチェルシーのユースチームで試合に出場しているのだが、これまで2人合わせて71得点を獲得しているらしい(ブックメーカーの『bet365』は両選手で73ゴールとしている)。

今週月曜日、イングランドではFAユースカップの決勝1stレグが行われた。対戦カードはマンチェスター・シティ対チェルシー。ソランケとアブラハムはともに出場した。

試合は3-1でチェルシーが勝利したのだが、この試合でソランケは1ゴール、アブラハムは2ゴールをあげる活躍を見せた。これにより、今シーズン2人のゴールの合計は71となりその破壊力が英国各紙を賑わせているのだ(ソランケが35得点、アブラハムが36得点)。

英国『Mail Online』によれば、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は「来シーズン、3-4人の若手選手を迎え入れる準備がある」とコメントしているようで、ソランケとアブラハムがその候補として目されている。

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