4月24日、『BBC』は「コートジボワールが計画している新スタジアムは、中国の資金援助によって建設される」と報じた。
2021年アフリカネイションズカップの開催を控えているコートジボワールは、それに向けて事実上の首都であるアビジャンに6万人収容の新スタジアムを建設する予定となっている。
開発はその周囲にも及び、様々な関連施設が立ち並ぶスポーツ都市が建築される巨大プロジェクトである。
現在コートジボワール代表のホームと言えるのは1952年に建設された3万5000~4万5000人収容のスタッド・フェリクス・ウフエ=ボワニー。
プロジェクトは2016年1月にスタートし、完成は2018年予定となる。その後コートジボワール代表はこの新スタジアムを使用して戦う可能性が高い。
現在アフリカへの進出を急速に進めている中国は、コートジボワール史上最大となる水力発電プロジェクト、そしてアビジャンとガーナ国境を結ぶ高速道路建設プロジェクトを進めており、経済的な結びつきを強めている。
コートジボワールスポーツ省広報担当者
「これは中国からの贈り物である。6万人収容のオリンピックスタジアムは、ハイレベルのサッカー、陸上競技、そしてラグビーをホストできる」