4月23日、『Gazzetta dello Sport』は「ACミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ会長は、香港の実業家リチャード・リー氏と24日に会談を行う可能性がある」と報じた。

先日、ミランの株式を取得することが合意に達したと報じられたのはタイ富豪のビー・テイチャウボル氏であった。

彼は今回20%を取得し、さらに1年をかけて40%を追加購入するという流れをミランに提示していたとのことで、24日にも最後の交渉を行いたいという提案をしていたという。

しかしベルルスコーニ現会長は、まだビー氏に決めたわけではなかったようだ。24日にはビー氏ではなく実業家リチャード・リー氏と交渉を行う可能性があるという。

リチャード・リー氏は先日Qolyでも紹介した通り香港出身の実業家であり、彼の元にはワハハグループ、大連ワンダグループ、ファーウェイ、アリババグループからなる中国の巨大コンソーシアムが付いている。

こちらも既にミランの経営状況の分析を済ませており、オファーの準備は出来ているという。さらに、ビー氏側の5億ユーロ(およそ650億円)よりも高額となる6億ユーロ(およそ780億円)を提示する用意があるとのことで、ベルルスコーニ会長もこちらを好む可能性が高いと予想されている。

なお、娘のマリーナ・ベルルスコーニは「非常に微妙な状況にある。沈黙を維持する必要がある。真実と虚偽の両方がメディアで書かれている」と声明を発表している。

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