26日に行われたプレミアリーグ、アーセナル対チェルシーの上位対決はスコアレスドローに終わり、2位との勝ち点差10をキープした首位チェルシーが優勝に向けて大きく前進した。

この試合、何が何でも勝利するため猛攻を仕掛けたアーセナルに対し、チェルシーは想定通り堅い守備で受け止めてのカウンターという戦いを展開。これを受け、アーセナルサポーターは試合中に「Boring, boring Chelsea(退屈な、退屈なチェルシー)」というチャントを何度も歌った。

「Boring, boring~」は元々アーセン・ヴェンゲル監督の就任以前、1980年代から1990年代初頭にかけて堅守を武器にしていたアーセナルの代名詞で、ネタ的な要素を多く含んだチャントであったが、ジョゼ・モウリーニョ監督はこれに関して「10年もタイトルがないのは退屈だろう」とコメント。2003-04シーズンを最後にリーグ優勝していないアーセナルを皮肉っている。

また、チェルシーのディディエ・ドログバも28日、こんな動画をInstagramで公開。

Boring boring chelseaaa!!!!!
didierdrogbaさん(@didierdrogba)が投稿した動画 -

「Boring boring chelseaaa!!!!!」というコメントが添えられたこの映像。ドログバや今週PFA年間最優秀選手に選出されたエデン・アザールらがヘディングで華麗にボールを繋ぎ、最後はチェルシーに長く在籍しながらいまだ1得点のジョン・オビ・ミケルが久々の“ゴール"!

「退屈なチェルシー」に対するこの見事な返しぶり、さすがモウリーニョ監督のチームといえそうだ。

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